大塚久美子社長の無能説は間違い?匠大塚の業績推移も赤字の生存戦略
大塚家具の親子喧嘩騒動以来、家具業界の話題の人物「かぐや(家具屋)姫」とまで呼ばれるようになった大塚久美子社長。
2009年の創業40周年を機に、大塚家具の社長に就任してから早10年が経過しました。
最近の話題では、ヤマダ電機の子会社化後も、まだ社長を継続することが表明されましたね。
ヤマダ電機が、お家騒動で話題となった大塚家具を子会社化することがわかりました。
大塚家具は本業の家具販売の不振に歯止めがかかっておらず、営業損益が29億円の赤字、純損益も30億円の赤字で、財務が悪化していました。https://t.co/rt4FOzyGAr
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2019年12月12日
大塚家具と言えば、2014年以来6期連続で赤字が続いているのですが、どうして久美子社長が引責辞任しないのか、不思議に思えてしかたがありません!
現に、買収発表後のヤマダ電機の株価は、奈落の底へ一直線といった塩梅ですしね。
「大塚久美子社長は続投する見通しだ」
ヤマダ電機は大塚家具というお荷物にこれ以上関わって何がしたいんだ🤔?住宅関係に力を入れるにしてももっと良い企業は沢山あるだろうし、あの経営の才能無い家具屋姫を続投させても企業体質何も変わらないだろうに。ヤマダ電機の株価も即座に反応してますね… pic.twitter.com/l1Utb63Oiu
— えふ(断捨離中) (@ef0120) 2019年12月12日
ここまで読んでくださったアナタは、今こんな疑問を抱えていませんか?
・久美子社長ってルックスだけはまあまあ可愛いけど、結婚してるの?
・久美子社長って今まで何をやってきた人なの?親子喧嘩とか性格が変なの?
・久美子社長ってなんであんな無能なのに社長を続けられてるの?
こんな疑問にまるっとお答えいたします!
【美人で有能?】久美子社長の若い頃の画像が可愛かった!
経営不振が長らく続いて、株価は大暴落している大塚家具。
株主の方にとっては、ヤマダ電機の買収騒動後も社長に居座り続ける久美子社長に対し、不満や怒りの声もあるかと思います。
ですが、大塚久美子社長が可愛いという声が、チラホラ聞こえてくるのもまた事実。
1968年2月26日生まれの久美子社長は、現在56歳。
50を過ぎてあの外見は、相当可愛いと言わざるを得ませんね。
どれだけ可愛いのか、若い頃の画像を見てみましょう!
Twitterで検索したところ、下記のような画像を発見。
大塚久美子さんのwiki経歴 年収? 独身? 無能? 若い頃の画像あり 大塚家具 子会社化 ヤマダ電機 山田久美子?https://t.co/MCQKv59KLO#大塚久美子 #大塚家具 #ヤマダ電機 pic.twitter.com/F6exjm2tYp
— ぽんきち (@ponkichi003) 2019年12月12日
めちゃめちゃ有能そうで、美人さんですよね?
外見は頭がキレて、仕事が出来そうな優秀な人というイメージですが、実際の評判はかんばしくありません。
とはいえ、これだけ美人で可愛い人ですから、頼りになる男性のパートナーがいるのかと思いきや…実は、独身だったことが分かりました!
エエッ!?久美子独身だったの?とウアリンでさえビックリしました。
これだけの美人が独身なんておかしいでしょと思いますよね?
次に、久美子社長が独身な理由について見てみましょう!
【結婚歴ナシ?】久美子社長が独身な理由は?
業績悪化したとはいえ、大塚家具は東証ジャスダック上場の一流企業です。
大企業の社長の娘時代から、逆玉狙いで言い寄ってくる男性も、さぞかし多かったのだろうと思いますよね?
テレビで見る限りですが、久美子社長が独身の理由が、何となく理解できたような気がします。
ビジネスでバリバリ働くことが大好きそうで、家庭的なイメージが1ミリたりとも漂ってこないんです!
仮にどこかの男性と結婚しても、家庭に収まる器じゃなさそうですし。
そう考えると、大塚家具の業績を別にすれば、独身を貫くスタイルは間違いじゃなかったようですね!
大塚家具のお家騒動。大塚久美子社長、47歳(独身)だって。とても見えん、美人だな。父親の大塚会長、一代で大塚家具を築いただけあって、さぞ美人な奥様と結婚したんだろうな。社長を任せた娘と社長の座を奪い合う、委任状争奪戦を来月するらしい笑 pic.twitter.com/xOUCbpVMkP
— ケーゴ (@Kgo_Number10) 2015年2月25日
【頑固で横暴な女王様?】久美子社長の性格は?
「馬鹿じゃないの?」が口癖のようになっている久美子社長。
性格は苛烈で辛らつな言葉がポンポン飛び交う男勝りなものでした。
大塚久美子社長の暴言一覧
・損害を出したら自分の給料で支払いなさい!
・こんなこともできないなら転職した方が良い!
・とても人間の考えとは思えない!話にならないから通訳を呼んできて!!
・まだ生きてたの?
・こんな簡単なことも知らないの?
などなど、見た目の可愛さと反比例するかのような、キッツイ言葉がずらりと並ぶほど。
これらの過激な発言は、女だからと言って舐められたくないという気持ちの表れなのでしょうか?
(数々の過激発言は、対立した父親の勝久氏の情報操作…ガセネタという声もあるようです)
とはいえ、久美子社長はご立派過ぎる経歴の持ち主だからこそ、これだけの大口を叩けるのでしょう。
次に、ビッグマウス(大口)をたたく根拠となった、久美子社長の経歴を詳しく見てみましょう!
久美子社長は一橋大学を卒業→みずほ銀行に入行していた!
久美子社長は一橋大学の経済学部を卒業して、みずほ銀行に入行していたことが分かりました!
同じく、一橋大学を卒業された有名人では、楽天の三木谷浩史社長がいます。
高学歴で優秀な人物であることは間違いないんですね。
久美子社長が一橋大学を卒業した1991年当時は、バブル景気の真っただ中とはいえ、女性の就職条件が現在よりも厳しいものでした。
このような状況下でしたが、就職活動を優先させて、みずほ銀行に入行することになります。
バブル景気に日本人が踊らされる時代に、久美子社長は硬い選択をされていたのですね。
久美子社長が大塚家具に入社した理由は親族経営企業だから?
1994年に業務拡大を図った大塚家具は空前の人手不足に陥ります。
そこで白羽の矢が娘の久美子社長にも刺さりました。
入社後わずか2年、28歳という若さで取締役に就任するという、スピード出世※を果たしています。
※大塚家具は親族中心の同族企業のため、スピード出世したと言われています。
どこの企業で入社2年で取締役に就任できる一流企業があるのでしょう?
コネ入社なのは間違いなく、この時点では久美子社長の優秀さは伝わってきません。
とはいえ、大塚勝久氏の子供は5人※いますが、長女とはいえ久美子さんを社長に据え置いたのは、優秀さを証明する理由ではないでしょうか?
※長男・大塚勝之、次男・大塚雅之、次女・大塚舞子、三女・大塚智子
社長解任騒動で親子喧嘩に発展するまでは、大塚勝久氏は長女の久美子社長のことを、特に可愛がってきたようですね。
大塚家具の大塚久美子社長は、創業者で父の大塚勝久会長とのお家騒動で解任に追い込み、2015年に経営権を握ると、売上は連続の減収、営業利益も連続の赤字で、昨日事実上の身売りしたわけだけど、社長は今後も続けるらしいね。日本ではたまに見るけど、誰も結果責任を取らない企業経営ってスゴイよね😃
— ひがくぼきみお (@higakubo) 2019年12月13日
大塚家具の社長を解任後の大塚勝久氏の匠大塚の業績は?
5人の子供の中で、特に目を掛けてきた長女の久美子社長から、まさかの裏切り行為にハメられてしまった父親・大塚勝久氏。
業績悪化の責任を押し付けられ社長を解任された「親子喧嘩」事件は記憶に新しいかと思います。
クーデター扱いされたこの事件の影響で、大塚家具の業績はさらに悪化!
おめでたい婚礼家具などの高級家具の売れ行きは激減※してしまいました。
※親子喧嘩のイメージが染みついた大塚家具を婚礼家具にするとか、縁起でもないですよね。
その後、大塚勝久氏は独立し長男の勝之さんらと共に「匠大塚株式会社」を設立。
それまでのお得意客を引き連れて、業績を伸ばし続けているんですね。
スッカリ没落してしまった大塚家具と対照的に。
ここが何か引っかかる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
果たして、世間で言われている通り久美子社長は無能なのか?
それとも何か隠された狙いがあってのことなのか?
次は、大塚親子の真の狙いについて触れてみたいと思います。
久美子社長は無能?大塚家具は6期連続大赤字!
大塚家具の業績が悪化したのは高級家具が売れなくなったからです。
住宅環境が劇的に進化し、かつての婚礼家具だけでなく家具そのものを購入する人が激減しました。
タンスを今から購入して使う人ってどれくらいいるのでしょう?
大抵は、クローゼットが部屋に据え付けられていて、タンスなんて買わないよって方の方が増えているように思えますね。
また、ニトリやIKEAといった安売り家具店が台頭してきて、安価なものが良く売れる時代になりました。
経営方針の違いからお家騒動に発展した大塚家具。好調な業績が続くニトリとはどこで明暗が分かれたのでしょう。http://t.co/ENzkOnaDfw pic.twitter.com/nYuDr6VEk0
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) 2015年3月18日
日本人が貧しくなったと言われる昨今、家具に限らず高級品の売れ行きは減少し続けています。
2019年の1~9月期決算で、大塚家具の営業利益はマイナス29億円(純利益はマイナス30.62億円)という大赤字に。
社長就任時に潤沢にあったキャッシュはみるみる減少していったのです!
大塚家具の業績推移
・2014年の純利益=4.73億円
・2015年の純利益=3.59億円
・2016年の純利益=-45.67億円
・2017年の純利益=-72.59億円
・2018年の純利益=-32.40億円
・2019年の純利益=-30.62億円
毎月5億円が流出する赤字体質の改善ができないまま、ずるずる手持ちの現預金を減らし続けた結果、潤沢だったキャッシュは100億円から23億円にまで減少!
倒産寸前で2020年3月には資金が枯渇する危機的状況に陥っていたのです。
その窮状を救ったのがヤマダ電機。
「(創業者で父親の大塚勝久氏には)事前に伝えた」「シナジーを最大化し、来期の黒字化を目指す」「よくニトリと比べられるが、同じところでレースしてもどうにもならない」。大塚家具とヤマダ電機の会見です。https://t.co/FMxlmwGp4W
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2019年12月12日
ヤマダ電機が大塚家具を買収、子会社化したのは家電から住宅総合メーカーへの業態転換が主目的だと言われています。
最近のヤマダ電機に足を運ぶと、かつての家電小売り業とは思えないほど、フロアは日用品であふれかえっているんです。
ウアリンですら「ホームセンターに来ちゃったの?」って間違えそうになるほど、ヤマダ電機の変わりっぷりに驚かされましたね。
話を戻しますが、久美子社長が買収後も大塚家具の社長を続投する理由についても、探ってみました。
ヤマダ電機が大塚家具を買収するのはAmazonに対抗するため?
ヤマダ電機が、青息吐息で倒産寸前だった大塚家具を買収した目的は何なのでしょう?
安売り家具と日用品で、創業以来32期連続で増収増益を重ね続けるニトリへ対抗するためでしょうか?
一説には、Amazonエフェクトに対抗するためという説がささやかれています。
あらゆる小売業を破壊することを目的に掲げるAmazon。
セブンがamazonに負けた日
amazonエフェクト!セブンも勝てず、1000店舗も犠牲になってしまいました。 – セミリタイアして思った事・気づいた事https://t.co/Ai6dw9kyEY— 複数の財布 (@pM0bIfNj1O0qxPn) 2019年10月11日
その影響でいろいろな小売店が廃業の憂き目を見てきました。
アメリカでもAmazonに対抗して小売りのウォールマートが復活の兆しを見せていますね。
家電や家具の世界にまで、Amazonエフェクトの影響が及ぶ前に先手を打つ!
これが、ヤマダ電機の大塚家具買収劇の真相なのではないでしょうか?
大塚家具は粗利が高く、売り上げが10%伸びれば来期はすぐに黒字になる!
そう考えた山田社長は事業強化目的もかねて、業務拡大に舵を切ったわけですね。
通信販売で高級家具を購入する人が、どれくらい存在するのか分かりませんが、家電業界も業態転換を選択しなければ、この先生き残ることができなくなってもおかしくありません。
現地ショップからネット購入へという流れは、この先も止まる兆しが見えないからです。
日本の小売りにおけるEC(インターネットコマース=ネット通販のこと)の比率は、6%強ですが、アメリカ並みの10%になれば小売業界の淘汰が止まらなくなってしまいます!
だからこそ、そうなる前のヤマダ電機の大塚家具買収劇も、あながち間違った選択とは言えないわけですね。
はてさて、首の皮一枚でつながって久美子社長も、さぞかしほっと一安心しているかと思っていませんか?
実は買収劇の裏側に意外な真相が隠されていることに、果たしてどれくらいの人が気が付いているでしょうか?
最後に、久美子社長や父親の勝久氏の真の目的について、見てみましょう!
大塚家具 大塚久美子社長 続投を表明 #nhk_news https://t.co/GPHYe9HFbU
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月12日
大塚家具の秘められた目的がヤバすぎる!【大塚父娘の生存戦略】
大塚家具の親子喧嘩騒動。
実は、初めからある目的があって世間の注目を集めていた「狂言説」※が浮上してきました!
※狂言とはここでは、猿芝居のことを意味します。
大塚家具の業績は、2001年に75.2億円の営業利益を叩き出した後、ずるずる減少。
2009年には14.5億円の赤字になるなど、すでに10年以上も前から低迷の一途をたどっていたのです。
変わって台頭してきたのがニトリやIKEAという安売り家具業界。
時代の流れとともに安売り攻勢に押されて、大塚家具の業績は次第に悪化していったわけです。
つまり大塚家具はすでに衰退期に入っていたわけで、誰が跡目を継いでも、結果はわかりきっていたんですね。
とはいえ、リピーターのお得意様だけは残しておきたい!
そう考えた大塚勝久氏は、匠大塚という新会社にリピーターを移行することを考え付きます。
採算に合わない不良資産・不良債権を大塚家具に残したまま。
こうすることで、大塚家の資産を安全に守り切る目的を果たすことができたのです。
大塚家具のイメージは最悪なものになりましたが、優良顧客は匠大塚が引き継ぐことで、名よりも実を取ったわけですね。
ニュースで取りざたされるたびに、久美子社長の無能さや横暴さがクローズアップされますが、ホントの狙いは大塚家の生存戦略のためのカモフラージュだったんです!
父親の匠大塚も業績は赤字続きで、将来が危ぶまれているとか!
そう考えると、大塚父娘の親子喧嘩は、初めから猿芝居の狂言だったことになります。
まさに、能ある鷹は爪を隠すのことわざどおり!
まんまと術中にハマってしまった方は、改めて大塚家の戦略を見直してみてくださいね。
2階建の大塚家具の記事のコメント、これ好き。https://t.co/8GWcDMxJEp pic.twitter.com/obzM2NIO1h
— 空き缶 (@akikankeri) 2019年12月14日
まとめ
以上、大塚久美子社長の経歴や、親子喧嘩騒動の目的についてご説明いたしました。
最後に、もう一度この記事の内容をまとめます。
大塚久美子社長は独身で結婚歴ナシ
・夫がいない
大塚久美子社長の暴言一覧
・損害を出したら自分の給料で支払いなさい!
・こんなこともできないなら転職した方が良い!
・とても人間の考えとは思えない!話にならないから通訳を呼んできて!!
・まだ生きてたの?
・こんな簡単なことも知らないの?
大塚久美子社長は一橋大学の経済学部卒業
・楽天の三木谷浩史社長は一橋大学の商学部卒
大塚久美子社長はみずほ銀行→大塚家具に移籍
・入社後2年で取締役就任
・大塚家具は親族経営
大塚勝久氏は社長解任後に匠大塚を設立
・リピーター(優良顧客)を引き連れて業績を伸ばし続けている
・不良債権は大塚家具に押し付けて、生き残りを画策していた!
大塚家具の業績推移
・2014年の純利益=4.73億円
・2015年の純利益=3.59億円
・2016年の純利益=-45.67億円
・2017年の純利益=-72.59億円
・2018年の純利益=-32.40億円
・2019年の純利益=-30.62億円
ヤマダ電機が大塚家具を買収した目的
・Amazonエフェクトに対抗するため
・日本の小売業におけるECの比率が6%
・アメリカ並み(10%)になったらアウト!
大塚久美子社長は有能?無能?
・有能(親子喧嘩は不良債権切り離しのためのカモフラージュ)
大塚久美子社長=無能の烙印を押されるようにマスコミを誘導してきたのだとしたら、とんでもない優秀な人物であるわけですね。
日本中が騙されることになるほどの演技力の高さや大胆不敵さすら漂う胆力には、脱帽するほかありません!
(ないない!ありえないよという声もあるでしょうが、無能説より有能説の方が楽しめると思いませんか?)
ヤマダ電機による買収・子会社化というソフトランディングも果たしたことで、これからの大塚家具の未来はどのように変わっていくのか、引き続き注目していきたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。